ちばリサイクル事業ネットワーク協議会(仮称)発足準備

街には貴重な資源が埋もれています

 現在、県内では当NPO法人・なの花会を始め、多くの自立支援型作業所で、「都市鉱山」解体作業に取り組んでいますが、来る5月15日(火)14:00より千葉県庁本庁舎にて、千葉県障害者福祉事業所リサイクル事業ネットワーク協議会(発起人代表:友田久子氏=あゆみ会)発足のための準備会が開催されることになりました。同協議会は、安定した作業提供ができるように行政や企業と交渉し、作業品となる原料(解体物)を確保し、また解体品を出荷する企業の開拓等々に協働で取り組むための事業ネットワークです。今後、参加団体(現在15事業所)と協議の上、作業の標準化を促進しクオリティの均-化を図り、各会員事業所が安心して解体作業に取り縮めるよう技術の向上を図るほか、各部会ごとに検討を重ねていきます。
◯都市鉱山解体作業とは
携帯電話等の通信機器や、デジタルカメラ及びパソコンなど電子機器より、集積回路が入った基板・ベースメタル(アルミや鉄等)・プラスティックを取り出し(解体し)、分別する事で資源循環の一翼を担いになうことができます。また、障害のある人たちに対する安定した作業訓練プログラムの提供にもなり、工賃向上を目指すことも可能な作業なのです。

都市鉱山解体作業導入のメリット

 ①多種な作業工程があるため、各障害特性に応じた作業提供ができます。
  ・道具が使える力ならばネジを外す等の解体
  ・磁石が持てれば鉄・非鉄の判断で分別をする等・・・
 ②不良品を作ってしまう事が少ない作業ですので、利用者が自由に作業に取り組めます。
 ③納期も内職等の受注作業に比べて緩く、作業に追われる事がないので支援が疎かになりません。
   出来高制の為、量をこなす事で安定した収入にもつながります。
 ④作業導入初期費用が少ない(100円ショップ等の工具である程度揃えられます)。
   逆に、電動工具など専用工具をそろえる事で、生産性を飛躍的に上げる事も可能です。

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